「海のキッズサポーター」とは、小学校4年生から中学校3年生までの、
海への強い探究心を持つ子どもたちのこと。
今回は、福岡市にお住いの さらさん(小学6年生)をご紹介します!
幼い頃から拾い集めた貝が今でもたくさんあるというさらさん。🐚✨
「海はどこまで続いているんだろう?」「どのくらい深いんだろう?」「どんな魚がいるんだろう?」
と知りたいことがたくさんあってワクワクするんだそう 💕
今夢中になっているごみ拾い活動を中心に、さまざまなイベントに参加するさらさんに密着しました!
海への感謝を込めてごみ拾い
小さい頃からよく海で遊んでいたさらさんは、砂浜に落ちているごみが気になるようになり、
日ごろの感謝の気持ちを込めて、海をきれいにしようとごみ拾いに参加するようになりました💪🏻🔥
お菓子の袋やたばこの吸い殻、ペットポトルの蓋などよく落ちているそうで、
「たくさんごみを集めたい!」と一生懸命拾っていると、あっという間にきれいに 👀✨
きれいになった海岸は気持ちが良く、その場所がもっと好きになるのだとか。
さらに、ごみ拾いを通してさまざまな人と知り合えるので、
いろいろな場所でごみ拾いに参加したいそうです!👍🏻
マイクロプラスチック回収清掃に家族で参加!
二次マイクロプラスチック(ポイ捨てされたプラスチックが紫外線や波の力などの自然環境で細かく砕かれて小さくなったもの)を、みんなで砂浜に座り込んでピンセットを使って拾い集めました。
最初は小さすぎて見えなかったマイクロプラスチックも、やっていくうちにだんだんとコツをつかんでたくさん拾うことができました。
学校や施設で使用されているグリーンマットの破片がとても多いということを知り、驚いたさらさんは、
清掃後、マイクロプラスチックについてもっと知りたいと思い、色々な資料やサイトで調べました 📚
人が作ったプラスチックは、やがてとても小さくなり、川や海、土に入り込み、海の生き物や家畜の体内にも蓄積して、人間がそれを食べているという事実を知ったさらさん。日ごろからプラスチックを食べているなんて信じたくない事実…😱
私たちができることは、ポイ捨てはもちろん、自然にかえらないプラスチック製品を作らないという事が大事だと感じたそうです🔥🔥
アオサの大量発生で大問題!?
アオサの回収活動に参加したさらさんは、博多の海にアオサが大量に発生して、
太陽の光が海中に届かなくなったり、潮の流れが悪くなって生態系が崩れているという話を聞きました。
実際に海に潜りましたが、浅い場所なのに海の中は暗く、生き物はほとんど見つけることはできませんでした。
みんなで力を合わせて回収した、袋いっぱいのアオサはこんな量に!😵💨
アオサを使って、コピー紙より強い紙が作れると学び、アオサの紙でランプシェードやエコバッグを作ってみたいと思ったそう。
いつか、「アオサの紙すき体験」ができる場所を作って、ハガキやシオリ作りをして、
子供や大人、観光客にも体験してもらい、環境も海も大事にしていることを知ってほしいそうです。
キラキラの宝石みたい!デコ寿司体験
久留米にお店を構える「魚政」さんと海プロふくおかのコラボイベントでは、
デコ寿司の作り方を学んで親子でデコ寿司づくりをしました!🍣
お刺身がお花やケーキの形に変身して、宝石みたいでとてもキレイでびっくりしたそうです💎✨
はじめは難しかったようですが、何個か作るうちに段々と上手に作ることができました🌸🌼
とてもキレイにできたから食べるのがもったいない・・・!!
お家でも家族につくってあげたらとても喜んでくれたそうですよ♪
デコ寿司体験の前には、最近魚ばなれが進んでいるというお話や、海の生き物のための仕事・研究の話を聞き、デコ寿司だけでなく、違う調理(福岡の郷土料理など)も習ってみたいそうです❣️👩🏻🍳
海の生き物たちがマイクロプラスチックやごみで苦しんでいることを知って、大好きな海の生き物たちを助ける取り組みに積極的に参加していきたいというさらさん。
海岸清掃など、自分にできることもやっていき、福岡の海をもっともっときれいにして世界の人に発信できたらいいなと思っているそうです 🌏
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【海のキッズサポーター】さらちゃん
🔵海の好きなところ
見るのも遊ぶのも泳ぐのも大好き!心がリフレッシュできて、波の音が心地いいところ
🔵将来の夢
環境設計士(環境にも人にも優しい街づくりに役立つ人になりたい)
📌【海のキッズサポーター】のホームページでは、全国で活躍している子どもたちを紹介しています。こちらからぜひご覧ください🤗