お知らせ
2022.01.24

福岡市内の学校給食にも登場!博多湾名産「姪浜海苔」

都心にほど近い福岡市西区愛宕浜の姪浜漁港では、
市内で唯一、博多湾産の海苔が養殖されています。
「味や香りが良い」と実は全国にもファンが多い姪浜の特産品なんですよ。

私も小さな頃から食べていて大好きな姪浜海苔❣️
今回は姪浜海苔業社会の野上洋平さん にお話を伺いました。

海苔の養殖は「有明」が有名ですが、実は博多湾でも古くから養殖が行われてきたのです。
博多湾での海苔養殖は明治時代に始まったとされ、箱崎漁港や志賀島でも盛んでしたが、
1980年前後の港湾整備に伴う漁場の減少や人手不足などが原因で衰退 💦
90年前後に「博多湾で再びノリを」と姪浜の有志が立ち上がり、再興させ、
現在は福岡市漁業協同組合姪浜支所の30~70代の9人が担っているそうです 💪🏻✨

8月から網かけなどの準備を始め、冬の間に約550万枚(横19cm×縦21cm)分の海苔を収穫。
12月が主な収穫期となる海苔の養殖ですが、実は漁師の仕事は収穫だけではありません。
姪浜では販売や配送のほとんどをこのメンバーで行っています。
1番人気の瓶に入った味付け海苔 は、年間2万8千個ほど売れており、全国各地から注文が入るそう✨

直売所での販売のほか、2017年から学校給食でも提供しているそうです🏫
福岡市内産農水産物をできる限り学校給食で使用することで
地産地消につながる取り組みということで注目されています。👀
子供が給食で美味しかったと聞いて買いにこられる方も増えたそうです。
また、食育の一環として野上さんが海苔の生産について小学校で特別授業をしているそうで、
野上さんは「こちらのほうが勉強になることがあるくらいです。」とお話してくれました。

福岡市給食における姪浜のりは<姪浜味付け海苔>と<姪浜のりのふりかけ>の二種類!
ふりかけには十数個に一つ、ハートの形をした海苔 が入っているのだそう。。。❤️
見つけた子ども達は大喜びですね❤️

最後に、野上さんは海苔漁について
「時には厳しく時には優しく、いい年も悪い年もそれが自分達の働きに対する
自然からの恵みだと言う事だと思います。その自然からの恵みを皆さんに提供させてもらって、
それに対して叱咤激励応援の言葉を貰う。それが活力になる。よし又頑張ろうと思う。」
こんなお話をしてくださいました。

海苔漁師さん達が、姪浜の名産を残そうと力を尽くし生産している、
そんな思いが詰まった「姪浜の海苔」をぜひ味わってみてください🤗

📌【販売場所/問合せ先】
姪浜支所で販売しています。
宅配も承りますのでお問い合わせください。
福岡市漁業協同組合 姪浜支所
[電話]092-881-0025
[FAX]092-883-1612

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