「海のキッズサポーター」とは、小学校4年生から中学校3年生までの、
海への強い探究心を持つ子どもたちのこと。
今回は、福岡県那珂川市にお住いのマンタローさん(小学6年生)を紹介します。
幼い頃から家族で魚釣りによく行っていたマンタローさんは、
釣れた魚の顔の可愛さにときめき、次第に魚の模様やヒレ、骨格なども魚によって違うことを知り、
ますます魚や海に興味をもつようになったそう。
釣りに料理に飼育に、と好奇心旺盛なマンタローさんです。
魚を釣ってさばいて食べて!
普段は博多港、唐泊漁港、波戸岬など、主に玄界灘近辺の様々な海へ出向いて魚釣りを楽しんでいます。
海と日本プロジェクトinふくおかで開催された「親子釣り教室」でアジの手開きも習いました 👍🏻
自宅で魚を捌くのはマンタローさん担当!おばあちゃんから出刃庖丁を貰い、
大きめの魚を捌くことにも挑戦中です!🔪✨
これまで、鯛、鯵、キアラ、イサキ、イカ、ヒイラギ、コノシロなどを
自分で捌いて刺身や煮付け、唐揚げで食べたり。ザリガニをアヒージョにしてみたことも(笑)
「チリメンモンスター探し」に夢中
小学5年生の頃、地元で開催された「海の標本博物館」というイベントのワークショップで、
初めてチリメンモンスター探しに挑戦しました 🔥
図鑑でしか見られなかった生き物を実際に見たことがきっかけで、
タチウオなどの幼魚を発見でき、大人の魚と全く違う幼魚の姿に驚いたそうです 👀
魚の種類によって骨の構造が違うことや、真珠貝の構造についても学びました 🦴
海の魚を自宅で飼育することに挑戦中!
海の生き物の生態を知りたいという想いで、ススメダイ、ハゼ、エビ、カワハギを飼育してきました。
他にもメダカ、出目金、ビーシュリンプ、カワムツ、チョウザメなど水槽3つで生き物を飼っています!🦐
さらに、カマツカ、クロダイ、カワハギ、チリメンモンスターなど十数点の標本を作成しました!✨
海と日本プロジェクトinふくおか『博多湾守り隊』のイベントに参加
・竹漁礁&アマモの苗づくりを体験!
竹漁礁とアマモの苗をつくって博多湾を豊かにするこのイベント。
海の生き物の多様性・食物連鎖が目の前で見ることができ、
魚の子供たちがたくさん竹漁礁に隠れていて「海のゆりかご」の意味がよく分かったそうです。
小さくても一生懸命生きている姿を見て感動し、守っていきたいと思ったマンタローさん。
海が今までよりも好きになり、将来は生き物を守る仕事をしたいという気持ちがさらに高まったそうです。
・博多湾をシュノーケリング!
生まれて初めてのシュノーケリングは気持ちよく、
ゴンズイなどたくさんの生き物を目の前で見る事ができて楽しかったそうです!🤿
・自分が描いた「理想の海」がパッケージに!チームのみんなで販売活動!
商品販売はとても緊張したそうですが、
お客さんに買ってもらえた時はとても嬉しかったというマンタローさん 😭
買ってくれた人がパッケージの絵を見て、海に関心を持ってもらい、食べるだけでなく、
海を守ったり、育てたりする事に普段から興味を持ってもらいたいと思ったイベントだったそうです。
将来は海の生き物に関わりたい
100年後の海は、透き通って色々な生き物が住まう海でいてほしいと思うマンタローさん。
家族旅行の時はサーフィンやシュノーケリングなど、マリンスポーツにも挑戦中!🏄🏻♂️🏄🏻♀️
今年は将来のためにダイビングライセンスを取って、海の生き物に関わる仕事に役立てたいそうです ✨
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【海のキッズサポーター】マンタローさん
🔵海の好きなところ 弱肉強食の世界の海で、多種多様な生き物が様々な工夫をして生きているところ
🔵将来の夢 漁師
📌【海のキッズサポーター】のホームページでは、
全国で活躍している子どもたちを紹介しています。こちらからぜひご覧ください🤗