お知らせ
2020.10.06

各地の海を再生!「宗像国際環境会議」 第7回の今回はオンラインで開催

「宗像国際環境会議」ってご存じですか? 簡単に言うと
「玄界灘の海水温度の上昇によって引き起こされる様々な問題に取り組んでいこう」 という会議です!
沿岸部に広がる〈磯焼け〉や、マイクロプラスチックといった〈漂着ごみの問題〉などについて、
国内外の学識者、自治体、企業、NPO、メディアと連携した〈海の鎮守の森構想〉を掲げ、
地域住民や地元中高生たちと『海の再生事業』に取り組んでいます。
近ごろ私たちが目にする急激な〈海の変化〉への提言や、情報を世界に発信するとともに、
「地域から持続可能な取り組みを行っていこう!」と、
2014年に「宗像国際環境会議」が設立されました。

活動内容は、
 ○ 公開講演会などの「啓発活動」
 ○ 竹漁礁や海岸の漂着物清掃などの「海の再生」
 ○ 地元中高生向けの宗像国際育成プログラムといった「次世代育成」… などです。

たとえば、〈海〉と〈山〉は違う存在のようで、実は深い関わりがありますよね。
もともと「山の鉄分」が川から海へと流れでることで、海の藻場がつくられていました。
それが今では、山が荒れ、川の護岸工事が進み、海への鉄分の供給が不足だけでなく、
〈温暖化〉によって海水温度が上昇することで、磯焼けが起こり、海藻が激減しています。
海の環境は生態系に大きな影響を及ぼすことから、
宗像市では竹で漁礁をつくり、鉄分の入った重石をつけて海に沈めているんですよ。
竹漁礁は、やがて魚たちの産卵の場となり、
鉄分の入った重石は藻場をつくることとなることが期待できるからです。

そのほかにも、海岸の漂着ごみ清掃や、稚魚の放流など
日頃、私たちにできる活動を続けながら、
いろんな立場の人たちの話を聞いて交流をしていこうとしています。👭👬
今回の「宗像国際環境会議」は10月23日(金)~10月25日(日)にオンラインで開催します。
遠方の人でもわざわざ出向かず気軽に参加できるので、
あなたも海や環境の話に耳を傾けてみませんか?

📌【第7回宗像国際環境会議】 についての詳しい情報はこちらからどうぞ🤗

第7回 宗像国際環境会議 オンライン配信「常若 自然の摂理と生命の循環」
日程:2020年10月23(金)~10月25日(日)
配信申込:オンライン配信申込先 https://lp.tiget.net/munakata-eco
     大人 3,000円、学生 1,500円(全日程3日間視聴可能)
問合せ:宗像国際環境会議実行委員会
    こちらのフォームからどうぞ🤗

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

「海をまもるマグカップ」をもらおう!
お知らせ
2024.10.29

「海をまもるマグカップ」をもらおう!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
お知らせ
2024.10.18

【海のキッズサポーター】岩崎優介さん活動報告

ページ内トップへ