お知らせ
2024.03.19

日本一海ごみが流れ着く島【Ocean Good Art】

海プロふくおかが発信するYoutube「海ラボ」のキャラクター「ヤツオ」くんの生みの親である
アーティストしばたみなみさん。何やらまた新しいプロジェクトが始動しました!🏃🏻‍♀️💨

そのプロジェクトとは、対馬市の海岸漂着物対策事業の一環として発足された【Ocean Good Art】
その第一弾アーティストして参加され、今年の1月中旬〜2月いっぱい対馬に滞在制作をされたそう。

📌【Ocean Good Art】についてはこちらからご覧ください🤗

海の美しさと豊かさを称えるとともに、その美しさを保護するための活動をアートで表現 🎨✨
本プロジェクトは、いわゆる「Social Good」のような社会に良い影響を与える活動を目指していますが、そこから一つ解像度を高め「海に良い影響を与える活動」に特化した「Ocean Good なプロジェクト」として、アート作品を通じた活動を行い、アート愛好家や環境保護支援者と協力しながら海に貢献するコミュニティ創出を目指しています 💪🏻🔥

『対馬市を構成する旧6町それぞれの海岸で回収した素材で制作する』 というコンセプトの元作られたしばたみなみさんの6作品がこちらです!👏🏻👏🏻




さらに、来年度対馬市市制20周年を迎えるにあたり、記念オブジェの制作も決定。
6町で集めた海洋プラスチックに加え、海岸で拾った対馬ならではの「蜂洞(はちどう)」 を活用した作品がこちら!※「蜂洞」とは、対馬伝統の養蜂の仕方で、丸太をくり抜いて作った巣箱のこと🐝

<< しばたみなみさんのコメント >>
漂着物の話をする時に避けて通れないのが「対馬海流」
その対馬で今回始まったプロジェクト「Ocean Good Art」の第一弾として
参加させて頂いた機会に感謝しかありません。
今回の制作にあたり協力して頂いた皆さま、本当にありがとうございます。
西風が吹き付ける1、2月がシーズンだと意気揚々と乗り込むもまるで台風のような暴風と寒波の日々。
堆積した漂着物を踏み締め、時には吹き上げる発泡スチロールにまみれながら
百聞は一見にしかず、という言葉の通り想像を超えるリアルの連続。
ある種の「地産地消」滞在制作に挑んだ1ヶ月間
対馬を感じ咀嚼する中で私自身とも向き合い成長させてもらう時間にもなりました。
拾い集めた漂着物、いわゆる「ゴミ」
人生道半ばで漂流・漂着したソレらはまだまだ生きている
本来の形状では使えなくなったモノを分解→素材化→再構築
江戸時代からある日本の文化「さきおり」にインスピレーションを受け
アートプロジェクト「ORINASU ースクラップでビルドー」が生まれました
異なるモノ同士がタテにヨコに、タテにヨコにと織り合わされ1つのモノになる、
織ってなす『ORINASU』新しいイノチとして蘇った作品たち
これは漂着物に限る話ではなく、我々イキモノも同じ
種、国、宗教、文化さまざまなオリジナリティを持って生きている
人間という単位でまとめると「1」
哺乳類という単位だと多くの生き物も含め「1」
いろんな生命が存在する1つの地球上で
1人1人が持つそれぞれの世界が日々、生まれる
一体いくつの何がかけ合わさって「1」になってるかもわからないけど
環境で誰か何かを呼び合うのではなく、そのモノをみてほしい。
これからの対馬、地球の未来が少しずつでも、明るくなりますように
私自身、成長と進化を重ね制作を続けます。共に歩んでいきましょう、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6月15日〜21日、福岡市春吉にあるOha/iooにて個展の予定があるそうなので、
みなさんぜひ足を運んでみてください❣️
Oha/iooのインスタグラムはこちらからどうぞ🤗

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