福岡の冬の風物詩、糸島の牡蠣小屋🦪✨
おいしく食べた後に出る“牡蠣の殻”は1シーズン200トン以上もあり、焼却処分するのにかなりの費用がかかるそう😱
その問題に取り組んだのが、生ごみ処理の研究を行ってきたJA糸島の古藤(ことう)さん。
「海の牡蠣を大地にリサイクルできれば」との思いでできたのが、焼き牡蠣の殻を砕いて作った土壌改良剤「シーライム」です✨
この100%自然由来のシーライムには、16種類のミネラルのうち15種類が含まれており、シーライムを混ぜた土とそうではない土ではこれだけの育成の差が!😆
商品化に向けて糸島漁協協力のもと、まず牡蠣小屋で出た牡蠣殻の完全分別を行いました。
さらに、6箇所の漁港でそれぞれ回収していた牡蠣殻を1箇所にまとめる「リサイクル専用の牡蠣殻ストックヤード」も建て、牡蠣殻の加工は「うちの技術が使えるんじゃないか」と柳川市にある産業廃棄物のリサイクル業者が引き受けてくれました✨
「みんなの協力、人とのつながりで、このリサイクルができた。糸島生まれの海のミネラルで糸島の農産物をもっと元気に!」と古藤さん。
【JA糸島】【糸島漁協】【行政】【加工業者】【牡蠣小屋利用客】の協力でできたシーライム。4分の動画にしてYouTubeで公開しています。ぜひこちらもご覧ください😊
※表記等は2023年度の放送当時のものです。