レポート
2023.12.01

ペットボトルキャップを使ってリサイクル体験!

家庭でしているリサイクルといえば、牛乳パックやペットボトル、缶や瓶、
食品トレイ、古紙が多いですよね。
「使い終わっていらなくなったものやごみは、また資源として生まれ変わるんだよ」と
子どもに話していますが、リサイクルの仕組みを実際に見て体験してきました。🔥💪🏻

脊振少年自然の家で行われたイベントの中で、<ペットボトルキャップを再利用した
廃棄プラスチックリサイクル体験コーナー> があり、さっそくチャレンジ!✨
廃棄プラスチックとは、使用後廃棄されたペットボトルキャップなどのプラスチック製品のこと。

さっそく、家から持ってきたペットボトルキャップを回収ボックスに投入!
ペットボトル飲料を飲むほうではないと思っていましたが、こう見ると結構飲んでいるんだな😅
回収ボックスもペットボトルキャップから作られていますが、板状にするのがかなり大変なんだとか。

まず、<自転車シュレッダー>でペットボトルキャップを粉砕します 🚲💨💨
透明な四角い箱の中にキャップを入れると、交互に動く歯がバキバキと粉砕していきます。
動力は人力なので、がんばれ息子!うんしょ、うんしょ、とこいでて楽しそう!👏🏻

これで粉砕作業は終わり。次は、<自動射出成形機>を使ってキーホルダーのパーツを作ります。
これは、粉砕したのを色別に分けたもの。

粉砕したものを投入口に入れたら(①)、ボタンをポチッ(②)。
銀色の筒状の部分が200〜220度まで温められ、入れたプラスチックを溶かします。
溶けたプラスチックを機械が押し出し金型に注入したら(③)・・・。

あっという間に鯛ができました!もうカチカチに固まっています。

ごみだったものが目の前で別のものに変わって、子どもたちも興味津々!✨👀

最後に、パーツ(すべて元はペットボトルキャップ!)を選んで紐に通したらキーホルダーの完成です❣️
2人は好きな形と色を選んだそう。

この廃プラ体験を行なっているのは、
【TSUYAZAKI BASE CAMP(津屋崎ベースキャンプ)】の古川隆邦さん。
自転車シュレッダーや自動射出成形機、金型も製作しており、
自動射出成形機に至っては、卓上でできるサイズのものはここのみだそう。

「このように、プラスチックはすぐリサイクルできるから捨てずにリサイクルしましょう!」
と古川さんの話を聞いて、大人も再確認。

日本はプラスチックゴミ排出量が世界2位なんです。。。😱
プラスチックは、生活に欠かすことのできない便利なものの反面、
海洋汚染や地球温暖化など、環境問題の大きな要因になっているので、
このような体験を通して、親子で考えるきっかけになったらいいですね❣️

📌7月に行われた【世界水泳選手権2023福岡大会】の会場に、ペットボトルキャップで作った拾い箱を設置しました。 記事はこちらからご覧いただけます🤗

📌TSUYAZAKI BASE CAMP(現株式会社kiix/旧アグリフィールズ)の活動内容がわかる過去の動画です。
廃プラのリサイクルがよりわかりやすいですよ🤗

📌TSUYAZAKI BASE CAMPのホームページはこちらからどうぞ🤗

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