レポート
2023.08.29

有明海調査隊レポートNo.2〜1日目・後半〜

7月26日(水)・27日(木)の2日間、有明海の不思議な生き物たちに迫る
「有明海調査隊!」が開催されました。今回は<1日目・午後>の様子をお伝えします。

📌<1日目・午前>の模様はこちらからどうぞ🤗

ムツゴロウやクラゲなど、有明海の珍味をいただいてお腹も満たされた後は、
再び、やながわ有明海水族館に戻ります。

ここでは、ワラスボやムツゴロウなどの有明海の生き物をはじめ、柳川の多彩な淡水魚を観察 🔎👀
伝統的な漁具の展示もあり、調査隊のみんなは、亀井館長の説明を興味津々に聞いていました。

 「やながわ有明海水族館」はどなたでもお立ち寄りいただけます!
📌詳しくはこちらのホームページまで!🤗

やながわ有明海水族館を後にした調査隊、
次は、普段なかなか聞くことができない話を直接先生方から聞ける貴重な座学です 🌈

まず1人目は「干潟博士」と呼ばれている、
NPO法人ちゅうごく環境ネット副理事長の藤井直紀先生です 👏🏻👏🏻
いきなり「すご~く難しいお話をします!」とのことで、
果たして調査隊のみんなはついていけるのでしょうか・・・💦

有明海についての知識や、生物のからだの成り立ちなど、おそらく小学校の授業では
とても習わないような難しいお話でしたが、それでも集中力バッチリの調査隊のみんな、
しっかり話を聞いて学習ノートにまとめていきます ✏️

内容自体は、大学生が受けても違和感がないほどの高レベルな講義ですが、
有明海の変遷を身近なものとして学ぶことができました!

そして、この講義で最も重要なことは、山と川と海が繋がっているということ。

続いての講義は「フルボ酸鉄シリカを使ったヘドロ除去」という、
私が聞いても???となってしまうタイトル・・・講師は福岡大学教授の渡辺亮一先生です👏🏻👏🏻

問題を要約すると、有明海は昔と違い、全くと言っていいほど貝類が取れなくなっているそうです 🐚
その原因は、本来は川を通じて供給される砂が、海まで届かなくなっていることにあるようで、
そこで「フルボ酸鉄シリカ」を開発して撒いたところ、干潟ではアサリが育ったそう 👍🏻✨

まだまだ実験段階ではあるものの、効果は確かなようです。
内容的には調査隊のみんなには難しかったかもしれませんが、
将来の有明海をよくするきっかけとして頭の片隅に覚えてほしいですね ✏️

1日目最後は、なんとムツゴロウから出汁を取った「むつごろうラーメン」
商品パッケージに載せるイラストを考えます!🎨
イラストは2日掛けて完成させ、今日学んだ内容を落とし込めるようラストスパートです!

長い長い1日でしたが、初日のプログラムがようやく終了。
『小学生だからこそ!』 でしょうか、ここまでの学びを吸収してしまう姿勢に脱帽です 👏🏻👏🏻

最終日の明日は、今日以上に濃い内容となっています!
なんと3時半に起きて、市場に競りを見に行くところからスタートし、
このイベントのメインとなる干潟に実際に入ります!🤗

企画者のひとりである私が言うのもなんですが、
学びと実践が詰まったなんて素晴らしいプログラムなのでしょう✨
子どもより大人たちの方がヘトヘトな気がしますが、スタッフ一同明日も頑張ります 💪🏻🔥
続きを乞うご期待❣️

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