レポート
2024.03.08

福岡市民ゆかりの場所

福岡市の海の玄関口・博多湾に注ぐ那珂川は、脊振山から流れる二級河川です。
川沿いは、桜並木や河畔公園も整備されていて、福岡市民の憩いの場になっています🌸
下流付近では、途中二手に分かれ中州を形成。そうです、そこは西日本最大の歓楽街と知られる中洲地区で、対岸には繁華街の天神地区も🛍️✨
その那珂川のほとりにある中洲唯一の映画館・中洲大洋映画劇場。「中洲」「大洋」と海にちなんだ名前が付く映画館ですが、3月末で78年の歴史にピリオドを打つということでさっそく行ってみました🎬

お邪魔したのは3月上旬の平日。お昼時でしたが、劇場の前には名残惜しそうに写真を撮るたくさんの人たちの姿も 📸
私が観賞したのは「映画すうぷ」という久留米市を舞台にした中編映画 🍜
地元にちなんだ作品を数多く上映してくれたのも、この劇場の特徴でした。

昭和レトロな内装は、昔ながらの映画を楽しむ雰囲気に満たされていて、想い出が蘇ってきます。
高校時代、映画デートしたのも中洲大洋劇場だし、大学時代に観た森田芳光監督の「それから」は途中、寝てしまったなー🤣

多くの福岡市民が一度は通ったであろう中洲大洋映画劇場。シネコン全盛の時代にあって、この劇場が持つ雰囲気は貴重でした✨
同じようなレトロな雰囲気を持つ北九州市の小倉昭和館は、火災に遭いながらも何とか復興を果たされています💪🏻

映画を見終わった後、中洲大洋映画劇場のスクリーンに再び映像が映し出される日が来ることを祈りながら、那珂川を眺めていました。
最近とても綺麗になっている那珂川。水上バスでクルージングを楽しんだり、夜には川沿いに屋台が並んだりと、福岡市民にとってかけがえのない存在です❣️
この清らかな流れを維持していくためにも、日頃から街ごみを少しでも減らして、海も綺麗になるように心がけたいものです💪🏻🔥

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