レポート
2025.08.21

「むなかた海守り隊」開催!〜2日目〜

海と日本プロジェクトinふくおかでは、福岡県随一の水揚げ量を誇る宗像の海の現状について学ぶため、小学校5~6年生20名を対象に「海と日本プロジェクト✖️むなかた海守り隊」を開催しました👏🏻
今回は2日目の様子です。

【ビーチクリーン体験】
2日目の朝は、宿泊先の福岡県立少年自然の家「玄海の家」の目の前に広がる海岸でビーチクリーンを体験。

周辺の海岸は普段から地元の方々の清掃が行き届いていて、一見、海洋ごみは無いように見えましたが、指導者のアドバイスでよく目を凝らして見ると、実はマイクロプラスチックがたくさん落ちていることに気が付きました😱
「海洋ごみの8割は街ごみから」という指導者の言葉に、子どもたちも海洋ごみは“自分事”として捉えてくれたようです✨

【商品デザインを考える】
初日に見学させていただいた「大島の塩」。この「大島の塩」に子どもたちがデザインしたオリジナルラベルを貼って、10月11日(土)に開催されるイベント『RKBカラフルフェス』の会場で販売体験します。

テーマは「大島の塩」からイメージする『海』や『魚』、『大島』など自由に書いてもらいました。子どもたちの発想はとっても斬新!どんなデザインになるのかな?🤔💭

10月11日(土)はぜひRKBカラフルフェスにお越しください😊

【魚捌き体験】
宗像の海のブランドの一つが「玄ちゃんアジ」。そのアジを捌いて、大島の塩を使った料理を作ることにも挑戦しました。

料理研究家の佐藤彰子先生は、日頃から子ども向けの料理教室をされているだけに話も教え方も上手!大人でも難しいアジの三枚おろしを丁寧に教えてくれました🔪✨

魚好きな子どもが多く、みんな上手に捌いていました。捌いたアジはすり身にして大島の塩をまぶし蒲鉾に。みんなとても美味しそうに食べていました😋



【海女さんの仕事とは?】
宗像は日本海沿岸の海女さんの発祥の地と言われ、古い歴史を持っています。講師としてお招きした魚住由佳里さんは、漁から戻ってきてすぐに体験学習に駆けつけてくれた現役の海女さんです。

2018年に海女文化を継承する地域おこし協力隊として宗像市に採用された魚住さん。海に潜って漁をしているので、目の当たりにしている海の状況を具体的に教えてくれました。子どもたちも非常に興味を持ったらしく、次々と質問していました🙋🏻‍♀️🙋🏻

【いよいよ発表】
この2日間、海について色々なことを学んできました。学習ノートに書きこんだことを見直して「何を発表するのか?」各班の高校生リーダーの指導でまとめていきます✍🏻

発表の様子は動画で収録し、後日、保護者の方々に見ていただけるようにYouTubeで配信します。そんなこともあってか、この2日間とても賑やかだった子どもたちも緊張の様子。ですが立派に発表をやり終えました👏🏻

【最後に】
今年の「むなかた海守り隊」は、大島をはじめ玄界灘に浮かぶ島々、砂浜が広がる海岸線、福岡トップクラスの水揚げを誇る鐘崎漁港など、海と関係の深い宗像市だけに充実した学習を行うことができました。これも宗像市役所をはじめ、関係各所のご協力の賜物です。本当にありがとうございました❣️

そして何より、隊員の子どもたちが笑顔いっぱいで学習を終えてくれたことが嬉しかったです。きっと、この2日間で海への関心を一層高めてくれたことと思います😊✨

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