スポGOMIとは、3人1組のチームで、60分の制限時間内で指定エリアのごみを拾い、その質と量をポイントで競うスポーツです。
以前紹介した『スポGOMIワールドカップ2025』は、年齢に関係なく誰でも出場できましたが、今回は、高校生を対象にした『スポGOMI甲子園2024・福岡県大会』の模様をレポートします!
会場は、宗像市の沖合にある福岡県で一番大きな離島『大島』🏝️
この大島は、世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」に登録された8つの構成資産のうちの2つ「宗像大社沖津宮遙拝所(むなかたたいしゃおきつみやようはいじょ)」と「宗像大社中津宮(むなかたたいしゃなかつみや)」があります ⛩️✨
「宗像大社沖津宮遙拝所」は、一般の上陸が禁止されている沖の島に最も近づける場所として、ここから沖の島を拝むことができます 🙏🏻
さて、9月29日(日)に行われた福岡県大会。まだまだ夏の暑さが残る中、21チームの高校生たちが元気にごみ拾いをスタートしました!🏁
大島の海岸にも、海を浮遊してきた海洋ごみがあちこちに散乱。外海に面しているため、大きなプラスチック製のごみやペットボトルなども多く、各チームの参加者は両手いっぱいに大きな袋をいくつも持ち、一生懸命ごみを集めていました 🔥
そして結果は…、ごみ総量20.16kg/3280.5ポイントを獲得した【KKTsチーム】が優勝!昨年に引き続き2連覇を達成しました!👏🏻👏🏻
集めたごみの総量は2位や3位より少ないものの、準優勝チームと177.5ポイント差をつけての優勝です。ペットボトルやビン・缶を中心に集めて高ポイントを狙った作戦勝ちの勝利となりました。
【宗像高校】が優勝と準優勝とオリジナルアイテム賞を、【チームやルカいしだルカ】がオリジナルアイテム賞をそれぞれ受賞しました🏆✨
優勝した【KKTsチーム】は、福岡県代表として12月に東京で開催予定の全国大会に出場します。昨年度も出場している全国大会、今までの経験を活かして日本一の高校生を目指します!💪🏻🔥
今回のスポGOMI甲子園への参加を通じて、改めて海洋ごみの多さに気が付いたのではないでしょうか。それぞれが海洋ごみ問題について考え、意識を高められるきっかけになればと強く思いました。