レポート
2025.06.26

下水処理場と地ビールのコラボ!?

小学生の息子が社会の授業で『水はどこからきて、どう使われ、最終的にどうなっているのか』を習っています。今度浄水場を見学して、どのように水をきれいにして飲めるようになるのかを学ぶそうです✍🏻

では、生活などで出た汚れた水は、どのように海へ戻されているのでしょうか🤔

以前取材した北九州市の下水処理場、日明(ひあがり)浄化センターでは、1日あたり16万トンの生活排水や工場排水を、微生物の力を借りて汚れを処理しています。最終的に、汚れのおよそ90%以上を取り除き海へ放流しています🦠✨

さらに、水の浄化だけではなく下水処理中に出る資源を有効活用しているんです👏🏻


微生物が浄化した水は、再生水と呼ばれリンや窒素などの養分が含まれており、また浄化中に出る汚泥(おでい)は、微生物を多く含んでいるので、肥料として利用することができます🌾

そこで、日明浄化センターでは、響灘ホップの会と協働し、これらの下水道資源を使って、ビールの原料となるホップの栽培を始めました🍺

こうした取り組みや浄化の仕組みは、毎年夏休みに開催される「夏休み親子ふれあい教室」で学ぶことができます😊

水道水と再生水を使用したもの、一般的な肥料と活性汚泥を使用したものを比較して、どちらのホップの生育がいいのか。。。🤔💭

リンや窒素を含んでいる水は、海にとっても栄養になり、まさに資源の循環型の取り組みです👏🏻

日明浄化センターでは見学も行っているので、「水」をテーマにした夏休みの課題にもいいですね❣️

日明浄化センターの模様は、動画にしてYouTubeで公開しています。ぜひ、こちらもご覧ください😊 ※表記等は放送当時のものです。

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