レポート
2023.08.23

有明海調査隊レポートNo.1〜1日目・前半〜

7月26日(水)、27日(木)の2日間、有明海の不思議な生き物たちに迫る「有明海調査隊!」が開催されました🎊

<7月26日(水) 1日目のプログラム>
10:00〜 有明海の海の生き物の生態系を学ぼう(やながわ有明海水族館)
11:30~ 有明海の海の恵みを味わおう(夜明茶屋)
14:00~ 有明海の干潟の特徴、課題を学ぼう(亀の井ホテル柳川)
15:00~ 干潟を豊かにする対策について学ぼう (亀の井ホテル柳川)

夏休みに入って間もない猛暑の中、元気な小学5,6年生21名が集まりました。
朝7時という早い時間にもかかわらず、参加者たちは気合十分の様子 💪🏻🔥
みんなを「有明海調査隊」に任命し、3つのチームに分かれてもらいました。

これからバスで柳川へ向かいます。
柳川と言えば川下りやうなぎが有名ですが、実は干潟があるんです。
みんなはこれからどんな生き物と出会うのでしょうか!?

柳川に到着した調査隊を出迎えてくれたのは、やながわ有明海水族館の館長、亀井祐介さん。
太陽が高くなり始めた中、泥の中に手を突っ込み、生き物を探っていきます!


有明海の固有種「ワラスボ」狙いでしたが、採れたのはこちらも固有種の「ハゼクチ」のようでした。
早速の収穫に子どもたちも興味津々で覗き込んでいました 👀✨

柳川に着いて早々に受けた衝撃の熱量をそのままに、次に向かうのは「やながわ有明海水族館」です。


こちらでは亀井館長から有明海の生き物について学びます ✏️
学習内容はかなりレベルの高いものでしたが、クイズ形式だったので、
しっかりチームで話し合って答えを出していました。

たくさん学んだ後は、お楽しみのお昼ご飯。有明海の海の幸をいただきます!🙏🏻


お昼をいただくのは創業明治23年の老舗、夜明茶屋さん。
社長の金子英典さん自ら、有明海の生き物、そしてお料理の説明をしていただきました。

こちらの写真の料理は、なんと「ムツゴロウ」の活け造り!!! 😳
干潟の上をぴょんぴょん跳ねている様子からはイメージしにくいですが、
ムツゴロウはハゼ科の魚なので普通に食べられます。

絶滅危惧種にも指定されている希少生物を食べられるの!?
と驚きですが、ちゃんと禁漁の場所や期間をしているとのこと。
触れて食べてもらうことで、有明海をより身近に感じてほしい、と金子さん。

ムツゴロウは、体が小さいので食べられる部分はそんなに多くないですが、
身はシャキシャキとした噛みごたえ。干潟の生き物なので、多少泥臭さを感じるかと思いきや、
全く臭みもなく、非常に美味でした 👍🏻✨
子どもたちも最初はおそるおそるでしたが、一口食べたら競い合うように食べ、みんな完食!

ビゼンクラゲで作ったくらげの酢の物も登場。
こちらも有明海の名物で、コリコリとした食感がクセになるおいしさです 👍🏻✨


お腹いっぱい食べた後は、元気なうちに記念撮影をパチリ📸
食レポが長くなってしまったので今回はここまで。
次回は水族館に戻って、実際に有明海の生き物を観察します❣️

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