歩く魚“ホウボウ”をいただきます！ | 海と日本PROJECT in ふくおか

釣り歴うん十年にして初めて釣ったホウボウ！🎣
調理をする前に、子どもと一緒に観察です🔎✨

どしっとした安定感のある体に、大きな頭と吸い込まれるような幅広の口を持つホウボウ。
その最大の特徴は、大きく広がる胸びれです。
鮮やかな青色が縁取られた濃い緑色に、青く発光しているかのような斑点模様のある胸びれ。まるでクジャクの羽のようですね🦚

胸びれの一部にあたる3本のこの部分（遊離鰭条（ゆうりきじょう））を脚のように動かして海底を歩いて移動するんですよ。
また、手のように使って砂の中から食べ物を探したりも。

さらに、もう一つの大きな特徴として、“鳴く”ということ。
体内にある「浮き袋」という空気の入った器官を使って「ボーボー・ホーホー・グーグー」などと鳴くことから、ホウボウと呼ばれるようになったとか。

確かに、釣り上げた時「ホーホー」と聞こえましたよ！😆

さっそく、刺身にしていただきました😋
ピンク色の方がホウボウで、初めて食べるそのお味は…瑞々しくてしっとりとした口当たり。子どもたちもパクパク食べてみんなで取り合いになるほど！白い刺身は高級魚と言われるアコウ（キジハタ）で、ふぐのような弾力のある歯応えなので、厚めに切ってぶりんぶりんとした食感を楽しみました👍🏻✨

また、煮付けにしたアコウは、身がプリプリして身離れもよく、食べやすいので子どもたちも大好きな一品です。
一緒に釣った鯛は鯛めしにして、本日は魚づくしの夕飯でした。

ホウボウは一年中釣れますが、秋・冬から春先までがおいしい時期。魚屋さんでもあまり見ないホウボウなので、見かけたらぜひ手に取って食べてみてください❣️