前回のレポートでは、アマモのスゴさを教えてもらい、ダイバーが海中に潜りアマモを探すまででしたが、さて肝心のアマモはと言うと・・・。
・・・見当たらず残念!😭
今日は、少し濁っていて砂が舞っているので、芽が出ていても砂が覆いかぶさっているかもとのこと。引き続き様子は見ていくそうです。
ここで、唐津市鎮西町串浦でアマモの養殖をしている袈裟丸(けさまる)さんのお話をしてくださいました。
約20年前、海の変化に危機感をもち一人で始めた藻場の保全活動。水槽でアマモをある程度の大きさまで育ててから海に植えたり、磯焼けの原因の一つとなっているウニを一つ一つ駆除するなど、長年の地道な活動によって藻場が再生・拡大しているそうです!
ここに至るまで、失敗や反対意見もあったそうですが「まずはやってみよう!」の精神で突き進んだとのこと💪🏻🔥
さて、アマモの次は海洋ごみの話です。ご存知の通り、山・川・海はつながっているので『海ごみの8割は街ごみから』とも言われています。ポイ捨てだけが原因ではなく、みんなが生活で使っているものが、側溝や川を通って海へ行き、海ごみになっているんですよね。
「私たちができることは、街に落ちているごみが海に流れないようにごみ拾いをしたり、掃除時間にちょっと意識したり。環境問題は、国や地方自治体だけでは解決できないので、みなさんひとりひとりの力が必要です」と大神さん。
講義が終わってから、早速街のごみ拾いです。
海岸は、ペットボトルとフタ、発泡スチロールや漁具などのごみが多いですが、街中ではお菓子の袋やビニール片、タバコの吸い殻など小さなごみが多い印象です。
大神さんの『街に落ちているごみが海に流れないように』の言葉を意識してごみ拾い。子どもたちもお菓子の袋が多いことを感じ取っていました。
アマモの話に温暖化、磯焼けに海洋ごみと、盛り沢山な内容であっという間の2時間でした。今回の内容をスタッフさんが見やすくまとめてくれたので、ぜひご覧ください❣️
最後に、前回のアマモの投げ入れから講師をしていただいた一般社団法人ふくおかFUNの大神さんに密着した動画をYouTubeで公開しています。ぜひこちらもご覧ください😊