レポート
2026.02.24

海洋プラスチック問題をテーマにした施設が開業


2026年6月、佐賀県唐津市の波戸岬に海洋プラスチック問題をテーマにした新たな拠点「世界海洋プラスチックプランニングセンター(PLAPLA)」が開業します。
教育や展示、研究、体験、再生といった機能をあわせ持ち、地域の環境課題と向き合いながら、訪れる人一人ひとりが海との関わりを見つめ直すきっかけをつくることを目指しています。


波戸岬は、黒潮から分かれる対馬海流や季節風、地形の影響を受け、海洋プラスチ ックごみが漂着しやすい地域です。
漂着ごみは、生態系はもちろん、漁業や観光にも影響を与えることもあり、佐賀県ではこれまで海岸清掃や市民参加型の環境活動が継続して行われてきました。



PLAPLAは、そうした地域の積み重ねを土台に、波戸岬という“現場”から海洋プラスチック問題を広い視点で考える場として、整備が進められています。

施設内では、海洋プラスチックがどのように生まれ、海へ流れ着くのかをわかりやすく伝える展示をはじめ、回収されたプラスチックの洗浄や再生工程を見学できるラボスペースが設けられる予定です。

さらに、海洋プラスチックを資源として活用する取り組みも紹介され、問題の背景や循環の仕組みを立体的に学べる構成となっています。

また、ビーチクリーンやフィールドワーク、再生プラスチックを使ったものづくり体験など、体験型のプログラムも予定されているので、「知る」だけでなく「見て、触れて、感じる」ことで、海との関わりを自分ごととして考えるきっかけづくりの場所にもなります。

さらに、施設内には地域の素材を活かしたカフェやショップも併設される予定で、海洋プラス チックをアップサイクルした商品や地元産品の販売を通じて、地域の魅力発信や交流の場としての役割も期待されています。

整備にあたっては、これまでのビーチクリーンや漂着物回収といった地域活動を背景に、企業や研究機関、行政、市民団体との連携が進められており、今後は、国際的なシンポジウムや交流プログラムなども視野に入れ、情報発信やネットワークづくりにも取り組んでいくとのこと。

海洋プラスチック問題解決は、世界共通の課題といわれています。 波戸岬という海と向き合う現場に立ち、海洋プラスチックを「見る」「体験する」「考える」。
PLAPLAは、そんな時間を通して持続可能な未来への小さな気づきを育む場所となりそうです。

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