九州大学大学院附属環境工学研究教育センターが10月22日に、
「海辺の教室 in 福岡・玄界灘しこふむ沿岸『玄界灘沿岸 大ビーチコーミング大会&
シンポジウム』~地元が生んだ元祖漂着物博士・石井忠氏の足跡をたどる~」 を開催しました 🤗
タイトルにつけた「しこふむ」 とは、「しんぐう」「こが」「ふくつ」「むなかた」 の
頭文字をつなげた造語です。
当日は晴天に恵まれ、新宮古賀の近隣にある高校の有志約100人が集まり、
新宮高校から古賀市の大根川河口まで3kmの海岸線で
ビーチコーミング(海辺のお宝さがし) を楽しみつつ、不要な漂着ごみを回収していきました🔥💪🏻
綺麗に磨かれたビーチグラスや、植物化石の一種である珪化木、熱帯地域に生息する
ゴバンノアシの種子など、見たことのないものが見つかると喜びの声が上がっていました。👏🏻👏🏻
午後は「リーパスプラザこが」でシンポジウムを開催しました。
漂着物学会事務局長である鹿児島大学の藤枝繁教授 がビーチコーミングの楽しさを伝えてくれました。
シンポジウム開催地である古賀市の田辺一城市長 からは、
「グッド・アンセスター(よき先祖)になろう!」をテーマに、
美しい海とともに次世代へと何を残していくか考え行動する大切さをお話しいただきました。
イベントに参加した新宮高校の生徒たちは、これからも漂着物調査を続けていきたいと語っていました。
海岸に漂着する海洋ごみは深刻な問題にもなっていますが、
ビーチコーミングの視点で見つめてみると、海ごみを拾う楽しさが見つかるかもしれませんね 👀✨