レポート
2025.07.31

海week2025で海とつながる~vol.3

海と日本プロジェクトinふくおかでは、7月21日の「海の日」前後の2週間を「海week2025」として、海を未来の世代につないでいくために、海の魅力を伝える特別番組を制作。RKBテレビやラジオで海に関するさまざまな現状を紹介しました。

RKBラジオで月~木の朝9時から放送している「Toi toi toi」では、「海week2025」期間中ラジオカー・スナッピーがエリアの海の今を伝えるべく、生中継で海の話題をお伝えしました。

【番組名「Toi toi toi」】

7月23日(水)『12年間も海岸清掃を続ける白谷さん』

向かったのは福岡市東区の三苫浜。昨年の「海ごみホットスポット探し隊」企画で三苫浜を訪れた際に出会った、白谷利彦さん(72)との再会が目的でした。天気の良い日は毎日、三苫浜を清掃している白谷さん。真夏日となったこの日も朝から清掃活動されていました。

12年前の三苫浜は、砂浜に入ると足の踏み場のないくらい海洋ごみだらけだったそうですが、白谷さんの努力のお陰で今は綺麗になっています。それでも、この日も段ボール2箱分ものごみを集めていました。ごみ以外の海藻などは土に埋めて、魚たちの養分にしています。

白谷さんの活動を見て「海に来るたびにごみ拾いをして帰っています」という方にも出会いました。

白谷さんに伺うと「自分が居ない時でも指定の位置にゴミ袋が増えていたり、以前は日曜日の次の日は汚かったけど、最近では綺麗だったりするよ」とのこと。海の環境を綺麗にしたい!という思いが白谷さんの活動を中心に少しずつ広がっているのを感じました。

7月24日(木)『25年前から糸島で塩作り』

25年前から糸島の海水を使って塩を作り続けている「またいちの塩」の製塩所『工房とったん』に、スナッピーが伺いました。

この地域の海は潮の流れが速く海藻が良く育つため、またいちの塩はミネラルなどの海藻の成分を多く含むため、辛すぎず、素材のうまみを引き出すことができるのだとか。
塩を焚く燃料は廃材や廃油を使うなど、SDGsにも積極的に取り組んでいるそうです。


次回は「海week2025」テレビ番組・後編です😊

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