前回のホウボウの記事からの流れで、次はプロが作る煮魚の紹介です。
福岡市博多区の人気店『煮魚少年』。“煮魚が大好き少年”がコンセプトの定食屋さんです😋
『おいしい魚を食べてほしい。煮魚で白ごはんをガッツリ食べてほしい』との思いで、お店を開いた田中亮さん。
実は、寿司や天ぷらの魚は好きだけど、臭みや骨がイヤという理由で煮魚は嫌いだったそう。料理の専門学校を卒業後、19歳で福岡市内の老舗割烹に就職した田中さん。和食のプロが作った煮魚を食べた瞬間、ご飯に合う甘辛い味がおいしくて感動したそうです✨
それから23年、独立して煮魚専門店をオープン。田中さんの作る煮魚は、料理人としての経験を生かした、ここでしか食べられない一品です。
煮魚は、煮る前の下処理が最も重要で、徹底して生臭さや口に残るウロコを取り除く作業をします。塩を降って冷蔵庫で寝かせ、血合いをきれいに取り除き、湯引きをしてから冷水の中でぬめりやウロコを取り除く。それからやっと煮る工程に入ります。
2日間かけて煮込まれた魚は、骨まで食べられるほどで、この手間暇がおいしさの秘密です❣️
さらに、もっと手軽に煮魚を食べてほしいと、フードトラックで鯖煮サンドイッチの販売も。その名も『走れ!サンドイッチ少年』。
煮魚愛溢れる田中さんの活動を3分の動画にしてYouTubeで公開しています。ぜひ、こちらもご覧ください😊