福岡の海を楽しみ学ぶ!『玄海海守隊』レポートその1

2021-11-2
海と日本PROJECT in ふくおか

9月18日、10月17日の2回に分けて開催された
『玄海海守隊』の活躍を、3回シリーズでご紹介いたします🤗

9月18日、台風一過の能古島(福岡市西区)に降り立ったのは
小学生5~6年生の18人で結成された『玄海海守隊』✨
福岡の海を知り、楽しく学びながら、未来の海を守る活動にチャレンジ!

海を知る上で、まずは水族館の方からレクチャーしてもらえるなんて、心強い!
ということで、マリンワールド海の中道の中村館長 をお迎えし
実験を通して、福岡の海について教えていただきました。

🔸水と油、混ぜたらどうなる?
🔸真水にゆで卵。塩を入れていくと、どれくらいで浮く?
🔸塩水の上に真水。混ざるかな?
🔸アサリの水槽に少し牛乳。濁った水はどうなるかな?

など、みんなで実験・予想しながら、

🔹水の重さは、温度や溶けているものによって変化する。
🔹河口に流れ込む川の水は、海水と混ざりにくい
🔹風が吹くなどして、波の力で海の表面と底の水が混ざると
 沈んでいる栄養分が上がってくる
🔹1個のアサリ、何と1日に10リットルの水をろ過する!

など、だんだん海っぽい授業に近づいていきます。

さて、小学校の高学年なら聞いたことがあるかな、「赤潮」の話。
自分も幼い頃、海洋汚染といえば、まさにこれでした。
海水中で植物性プランクトンが異常に増えて、海の色が変わる現象。
お魚が酸欠で死んでしまうなど、環境に悪影響を及ぼします🐟

でも、どういうきっかけで、起こるんだっけ?🤔
これまでの実験の結果から、ひも解いていきます。館長さんからのお話によると

◉プランクトンの異常発生は、栄養がいっぱいだから、つまり
 海へ流れ出る生活排水に、多くの栄養が含まれている
◉博多湾の形が、閉鎖的になっているのも、要因のひとつ
◉温暖化などの気候変動で、台風が来る時期が変化していて
  プランクトンが発生しやすい夏場など、海が混ざりにくくなっている
◉プランクトンを食べてくれる、貝や甲殻類の住処となる干潟や浅場が減っている

など、赤潮発生には、こんなに様々な原因が重なっているとは!知りませんでした🤔

生活排水を処理したり、藻場を作って海の生き物を守ったり
対策はいろいろあるけれど、でも、自分たちの力でできることは何だろう?
自分たちから始められることって・・・
玄海海守隊、自問自答しながら、学んだことをノートに記していきます✏️
そして次回のテーマは・・・こちら!👀

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